批評:Business&Personal growth

『40歳が社長になる日』 岡島悦子著  日本社会をマクロ的に改良するためには、リーダーを育成するしかないという結論は、とてもよくわかる。

客観評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★4つ) ■日本社会をマクロ的に改良するためには、リーダーを育成するしかないという結論は、とてもよくわかる。日本の大きな組織に勤めていた時に、ある時、いきなり議論が通りやすくなった時がありました。それは、団塊…

『自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』ちきりん著 時間の希少性を意識できる人間が生産性にこだわり続ける

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ)素晴らしい本。読むべきです。これ友人すすめまくっています。第一印象のプラスの部分は、自分もやれるかも!やってみよう!、なるほどそういうことか!という感じの具体的な行動に結びつく感じがたまらなかった。…

なるほどね。

素晴らしい本ですね、今読み途中だけれども。自分のビジネスの実感とも符合する。津上さんは、世界経済の中での中国の台頭よまさに予言した最初期の人なので、その人がこういうことを再度予測するのは、非常に面白い。素晴らしい本なので、ぜひ。感想はずっ…

コミュニケーションコストを下げるためには?

良い本です。コミュニケーションコストを下げる理論がたくさん書かれている。これと続きで『シンクロニシティ』を読むのが順番としていいだろうと思う。人に、組織に、物事を伝えていくときには、意識的にスキルとして必要な技術があるということを理解して…

新興国の台頭をどう捉えるのか?これからの世界の課題とメガリージョン

評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ)まだ細かく読み切っていないし、何度も読み返して考え込んでいるので、記事にするレベルではないのだが、大泉啓一郎さんのこの本は、物凄く素晴らしかった。メガリージョンやキーシティ、各地域の…

これも凄いおすすめです。

そういえば、凄い読んでいる割には、最近ビジネス書とかこういう本を紹介していなかったな、と思いつつ、、、アンダーソンの新作です。これも読んでおくといいです!。すごく面白い(今読み途中)。この人のいいところは、ロングテール、フリーと続いている…

2050年の世界はどうなっているのだろうか?

『ワークシフト』と合わせて読み込むと、非常に興味深い。最近、未来予測の話がすごく面白い。前はそうは思わなかったんだが、、、『ワークシフト』が、自分の働き方というミクロの主観に寄った説明をしてくれたことで、茹でガエルになりがちな思考を、ちゃ…

『The Shift: The Future of Work Is Already Here』 リンダ・グラッドン著 これからの僕らの未来

リンダ・グラットン教授の『ワークシフト』は、近年まれにみる良書だったようだ。いま、全力で友人にすすめまくっている。自分の今まで考えてきた思考の断片が、非常に整合性をとれてつながっていく触媒になって、凄く感動した。久しぶりに凄い知的興奮を味…

この本素晴らしかった!!

これ、どっかで記事書きたいけど、時間ないので、とにかくすごくよかった!ので、とりあえず。

今この時期にこそ、お薦めです!

昨日もラジオで紹介したけど、佐々木俊尚さんの『キュレーションの時代』は凄く面白いし。いまtwitterなどの震災への利用状況を見ていると、情報キュレーションというのがどういうものかよくわかります。この仮説が凄くよく理解できます。ぜひ読んでみるとい…

読了。

良書。昨今のM&Aをめぐる経緯をシンプルにまとめてくれていて読みやすい。ふと思ったのだが、ミタルによるアルセロールの買収は、孫正義のソフトバンクの発展の経緯との類似性を感じるなー。元のスタートが、なにもないところから始まっているところがと…

いま読んでいる本。

山本一郎さんの『ネットビジネスの終わり』を読んで、その外部環境への認識は、とても面白かったのですが、評価については、全く共感できなかったんで、さてどうしたものか?と何となく思っていたら、GiGiさんが、これを読んでいないと始まりませんよ、との…

経営というよりグローバルのビジョンを見るのにいい本かも

経営コンサルタントとしてとかビジネス書というよりは、中長期のマクロの地球の方向性みたいなものを見るのにいいなーと思い、最近のこの人の本を読む。EUの話は、本当にすごい話だ・・・。まとめて読むとその凄さにしみじみする・・・。そもそもヨーロッ…

うむ・・・・疑問に答えてくれない・・・納得できない、、、

このテーマ、最近凄く考える。SCMの核心の部分を言いたいのだろうけれども、まあそんなの分かる人は分かっているわけで、なんか、質問に答えているようには思えないないなー。とても丁寧に全体像を記載していていい本だけれども、思索の糧には足りない・…

時代が変わりつつある感じがする

危機の経営 ~ サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション興味深い。というのは、日本の技術力の劣化、ガラパゴス化といわれるような技術の極端なオーバースペックによるグローバルマーケットからのはじきだされ・・・これについて、かなり確固として…

これ、役に立たなかったな・・・・何が悪いんだろうこの手の本って?

取締役になれる人 部課長で終わる人 (リュウ・ブックス・アステ新書)うーん、さっぱり役に立たなかった。いやまーとても常識的なことは書かれているし、いろいろな日本企業で役員になった人のエピソードがあって、具体例は豊富なんだが・・・なんかまったく…

こんな生き方もあったんだ・・・。

いやー面白い。こういう人生が日本でもあるいるんだ!と感心してしまう。僕はふらふらバックパッカーだったんで、似た系統の人種が友達にたくさんいるし、、、たしかに商社マンで崩れの人で、こういうふうに山氏になって世界中を放浪する人はたくさんいる。…

『ネクスト・マーケット』 C.K.プラハラード著 新しい形での貧困と格差の解決アプローチ

ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略 (ウォートン経営戦略シリーズ) 評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★星5つ) ■中長期の戦略を考える上で〜次の次の波を読むことの重要性 あるコンサルタントの人から…

『レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則』

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書) この人の本をいくつか読んでいるが、ほんとうは一冊読めば十分で、しかも内容も薄く引き延ばし過ぎなので、それほどいい本とはいえないが・・・・彼の本の言いたいことの核心は、とても参…

『39歳までに組織のリーダーになる―成長スピードを加速する』 柴田励司著

とても良書。読みやすく、2日で読めた。読んだきっかけは、転職した先輩といまでも仲よくしていて、その人がある会社でマネジメントしているのだが、その先輩が、この人の・・・塾?なのかなんなのか、わからないが、そういうものに出て偉く感銘を受けたと…

現状から考えるかエンドから考えるか?

いま読んでいるんだが、最近疑問に思っていたことを、ずばってついていて、なかなか意味ある読書。というのは、うちの会社はとても戦略的な会社なんですが、SWOTとか今の基本ツールをベースにした戦略論議を、とても丁寧にやるんですよね、でもそれって…

『ハイエク 知識社会の自由主義』 池田信夫著 「計画主義的合理主義(constructivist rationalism)」的なもの拒否した経済学の巨人

■フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク(Friedrich August von Hayek)の今日的意義を考えた導入書 新書とは言え、それなりに経済学的思考や知識に慣れていないと、ストレートにわかるかどうかは微妙に思えるが、僕には非常に面白かった。どちらかと…

『あたらしい戦略の教科書』 酒井 穣著 戦略が不在の日本社会のことがよくわかっている

あたらしい戦略の教科書酒井 穣ディスカヴァー・トゥエンティワン 2008-07-15売り上げランキング : 152Amazonで詳しく見る by G-Tools まだ目次しか読んでいないが、これは間違いなく名著だろう。戦略が不在の日本はよく言われるのだが、それとボトムアップ…

まるでSFのような、いまそこにある現実

地域国家論―新しい繁栄を求めて大前 研一講談社 1995-03売り上げランキング : 252125Amazonで詳しく見る by G-Tools 評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★星5つ) 前に書いたと思うが、僕のバイブルの一つ。ちなみに、SFとして読んでも、いやむしろそう読…

成長のない部下は、さっさと首にするべきか?

部下は育てるな! 取り替えろ! ! Try Not to Develop Your Staff (光文社ペーパーバックス)長野 慶太 光文社 2007-09-22売り上げランキング : 2221Amazonで詳しく見る by G-Tools 刺激的なタイトルだが、この前のシゴトでちょうど部下の育成でしんどかったこ…