面白くて面白くて興奮してます。やっぱ小池田マヤさんすげぇ好きだぜ!。

不思議くんJAM 1 (1) (アクションコミックス)不思議くんJAM 1 (1) (アクションコミックス)
小池田 マヤ

双葉社 2008-04-12
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何度読み返しているかわからないんですが、最初の何の情報もない状態で読んだ時の違和感というかぶっとび感というか、そういうのが忘れられない。小池田マヤさんは、僕にとって発売しているのを見つけたら内容評判一切無視して即購入するファンで、しかも、凄いファンなので、古本屋では絶対に買わない。なぜならば、微妙に売れるかいつも心配なので(笑)、どうしても彼女に漫画生活を続けてほしいんだ。本当に素晴らしい作家だと思う。


いやこれ、ほんと次巻が楽しみ。あまりにマニアックすぎるし、カテゴリー的にもなにに属しているのか意味不明なものだし、、、、といろいろ本当に連載が続くのか?と不思議な気持ちになる作品だが、典雅の決裁者ペトロニウスの名にかけて、これ、最後まで書ききったら凄い名作になる!確実にわかる。なぜなら、小池田マヤさんは、そういう天才級のストーリーテラーだから。その彼女が心血注いで、こだわったこのストーリーが、そうでないはずはなし!と思う。


いやーなんとううか、「歴史のアーカイブからの引用」という概念をいつか説明したいと思っているのだが、それは物凄く長くなるので、はっしょると、この作品の登場人物たちの名前がとても興味深い。それは、すべてがインド神話系の名前で・・・・教養不足の僕にはあのへんの物語や神話の知識が弱いが、この作品がそういった豊饒なアーカイブをベースに考えているのがとてもよくわかる。そもそも異様なマニアックな人だからね作者は。現代アートに相当狂っていた時期があるらしく、見事なエンターテイメント性を維持させながらも、常に手法や内容に実験的なものが入っている。さすがあっち系の人は、見事だな、理論的だし、と思る。神の視点問題というものをよくわかっていて、最初期から、同じ場面を異なった人物から切り取らせるような手法も、とても昔から多用する人で、本当に語ると、とまらない。

いや、いきなりこの作品から入ると、この人の凄さがわからず流してしまう可能性があるので、もし小池田さんを読むのならば、


聖・高校生 9 (9)聖・高校生 9 (9)
小池田 マヤ

少年画報社 2006-09-27
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すぎなレボリューション 1 (1)すぎなレボリューション 1 (1)
小池田 マヤ

講談社 2005-07-22
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この二つは必須です。すぎなは、本当に感動するし・・・・聖・高校生は、これ漫画史に残るんじゃねーの?ってぐらい行っている作品です。読むのが吐くほどつらいかもしれませんが?(笑)。