『とある飛空士への恋歌』 4巻 犬村子六著

とある飛空士への恋歌 4 (ガガガ文庫)

このシリーズ本当に面白い。設定上、革命を起こされれ全てを失ったラ・イール皇家の王子と、革命のシンボルだった少女ニナ・ヴェントの二人の恋の物語がクライマックスがこの巻なんだけど、いやーおもしろい。物語に慣れている人には陳腐なプロセスなんだけど、、、この復讐を誓う気持ちを昇華させて未来へつなげる気持ちへの転換って、、、、でもいいね、上手いね。「生きろ」っていいセリフだね。そして、「そこまで」基礎設定のクライマックスを料理しておきながら、まだちゃんと大きな物語は流れが続いているところがいいねー。こういう長編大好き。映画が売れてくれれば、アニメ化してくれるんだろうけどなー。。。ああ、やっぱり飛行機モノって好きだなー。