失われた二十年で、日本の人々の生活は格段に豊かになった!

日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。 22年勝ち残るNo.1ファンドマネジャーの超投資法

先日の海軍3提督の話と吉本隆明の話の「思考の流れ」に接続される話なんだが、この著者(この人は僕はずっと追っている・・・)が、


日本の経済を考える偉い人や評論家などが、この20年を「失われた20年」と呼ぶが、本当にそうだろうか?。この20年で、日本人の生活は格段に豊かになった。質の良い、デザインのいい服をとても安く買え、インターネットは生活を便利にし、スマートフォンや携帯をほとんどの人が持っている、、、劇的なくらいこの20年に日本人の生活は豊かに向上した、、、なのに「失われた…」というのは、誰にとっての意味なのだろう?

というようなことを書いている。


僕も実は本当にそう思っている。この視点はとても大事なことだと思う。また日経平均などの視点は、旧既得権益を代表しており、それ以外の日本株のパフォーマンスは実あと手もこの二十年で向上しているなどの事実の指摘は、僕は目からうろこが落ちる思いだった。『生活者としての自分は』この豊かさを実感しているはずなのに、大企業のマネージャーとしては、なかなかこういう視点にいたれないんだよねぇ。そういう意味では、このブログは、生活者として、人生を「自分が楽しむ」という視点で継続して書いているので、ここでの思索は、既得権益的な大所高所からの視点に「騙されない自分」を持つのにとても役に立っていると思う。