『四月は君の嘘』がとてもいい!

四月は君の嘘(1) (月刊マガジンコミックス)

ああ、いい漫画だなぁ。いい物語に出会えると嬉しい。一言でいうと、ピアニスト版『3月のライオン』だな。傑作になる可能性が、凄くある。これ。

この人は、女の子のキャラの描き方が魅力的でもあり、同時に、この奔放というか「軽さ」が物語をわかりにくいというか、軽くさせてしまう原因になっている気もする。まぁ、そこが最大の魅力なので、ここをどうブレイクスルーするかだろうなぁ。前作は、それが故に、素晴らしい作品だが、短編で終息したんだけど、これはテーマも広がりがあるし、いいと思うんだよなー。この時点で凄い面白いし、期待するなー。いまのところまだ未知数なので、★4つ。

ちなみに、音楽の話をするのならば、ゲームの『SWANSONG』や小説の篠田節子の『カノン』を見ていると、その可能性の幅が広がっていいと思う。『アマデウス』とかのモーツァルトの映画とかね。そうすると、この系統の話の射程距離がどこにあるのか?という脚本のマクロレベルでの可能性はほぼ見通せると思う。ああ、系統的には『3月のライオン』や『ハチミツとクローバー』もこの系統なのかな?。芸術に憑りつかれた人生。


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