評価:★★★★★星5.0
(僕的主観:★★★★星5.0つのマスターピース)ペトロニウスの名にかけての傑作
僕は、時代に、歴史に残る作品だと思っているので、めちゃくちゃ忙しくて、なかなか時間確保できないけど、意を決して親友とモノクロ映像版『ゴジラ-1.0/C』を見てきました。2024年1月26日(木)に映画館は、カラーを見たのと同じ日比谷ミッドタウンのTOHOで。席がど真ん中で、素晴らしく良かった。この前の週まで、夜は終電で帰れない時間しかないし、サラリーマン見るなということか!(苦笑)と憤っていたけど、時間が変わったので見れる!と急遽設定。平日は、最近忙しすぎて朦朧としているので、寝ちゃうかもしれない、、、とか思いながら、映像が始まったらすぐ没入。やはり、、、やはり素晴らしい。キャラクターのエモーショナル部分がブッ刺さってくるのと、映像と、マクロの背景、全てが組み合わさって、時間を忘れて物語に没入できる。やはりこれは映画館で大スクリーンで見たい作品。
白黒・・・どんな感じなんだろう。そう思っていました。残念ながら『シン・ゴジラ』の白黒版を見に行くことは叶わなかったので、せめてと。いやはや、素晴らしかったです。元々が、前半部の人間関係のドラマのシーンが、まさに昭和の戦後の世界なわけで、往年の巨匠のような、小津安二郎監督の『東京物語』を見ているような感覚を覚えました。基本、黒澤じゃないよな、、、とおもいつつ。しかし、国会議事堂前の戦車から砲撃を受けて、ゴジラが放射熱線を吐いた後に、神木隆之介くんが叫ぶ名シーン。あの直後、ドシャっと降る黒い雨の重さのシーンは、まさに黒澤明!って感じで。もうグッときた。いやはや、素晴らしい出来。
【山崎監督コメント】
長い間作業してもらっていた『ゴジラ-1.0/C』を発表できることとなりました。
ただモノクロにするのではなくそれこそカット単位で、
新たな映画を創り上げるくらいの勢いでさまざまなマットを駆使しながら調整してもらいました。
目指したのはモノクロ写真の名匠達が撮ったような画調。
撮影されたデータに潜んでいた肌の質感や風景のディテールをこれでもかと発掘してもらいました。
するとそこにはドキュメンタリーの様な凄まじく恐ろしいゴジラが現れました。
色を無くしたことで新たに迫ってくる現実感。
ぜひ劇場で更なる恐怖に生きて抗って下さい。
とにかく泣いた。2回目なのに、やっぱり涙腺に訴える。これを書いている現時点(2024/1/28)で、アメリカの興行収入は50億を超えているわけで、ほぼ50億ぐらいの売り上げが日本ですから、この映像を、同じくらいの人数のアメリカ人が見ているわけですよ。「この内容」ですよ!。どう考えても、日本の特攻兵士の生き残りの戦争映画をですよ。そう思うと、そのことにも胸が熱くなります。
いやはや、本当に素晴らしい映画でした。これを劇場で見れたのは、人生の幸福な思い出の一つです。
「スター・ウォーズ」の大ファン・山崎貴が「ゴジラ-1.0」を携えルーカスフィルムへhttps://t.co/jH7FFTA11U#ゴジラ #ゴジラマイナスワン #GodzillaMinusOne #山崎貴 pic.twitter.com/VOOp8Cqvno
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) January 19, 2024
アカデミー賞 視覚効果賞
— 『ゴジラ-1.0』【大ヒット上映中】 (@godzilla231103) January 23, 2024
ノミネート発表の瞬間
日本映画史上初の快挙です!#ゴジラマイナスワン#ゴジラ#GodzillaMinusOne #山崎貴 #白組 pic.twitter.com/3g9H0mb34K