『ハヤテのごとく!』 畑健二郎著 きっと永遠の日常と家族に回収しない終わらせ方があるはずだと思うんだよね、とか思ったり思わなかったり

ハヤテのごとく! 23 (少年サンデーコミックス)


アーたんの話の頃、、、だから22巻ぐらいからずっと読んでいなかったんだが、29巻まで一気読み。


まだ話が全然進んでいないことに、感心(笑)。


でもすごいなーと思った。これって、ハーレム構造上、関係性が前に進めないって(進めると話が終ってしまう)制約がかなりあるのに、ずっと面白さが維持したまま、ひっぱているもの。なんというか、少なくとも、決して惰性でって感じはしない。ただ、着地点はむずかしいなーとはおもうんだよなー。。。でも連載を維持するという意味では、凄いのかもしれない。作者の才能なんだろうねー。


だって、ハヤテの真の相手が、お嬢様、だとすると、、、やっぱ年齢差が、というか、関係性が、兄と妹なんだよなー。ナギを一人の恋人として愛する、というのは想像できないもの。家族なんだよねー。家族って、日常だから、、、、多分そういう構造に落とし所を見出しているんだろうなー。


・・・といろいろ思うのは、僕が、ヒナギク派だからなのかもしれないが(苦笑)。


ただ、「一人の人を選ぶ」という物語を背負って出てきただけあって、アーたんは、えっちいなー(笑)。24巻の後ろから抱き締めるシーンの、えっちさには、僕はもう、、、、(苦笑)。アーたんに浮気しそうな今日このごろです。


でも、とっても面白いんだよね、構造的にも、キャラクター的にも、できれば、おおっ!という終わり方に持っていってほしい気がする。だってそれだけの伏線もあるし、かつ作者に、日常のサザエさん永遠回帰に終わらせないだけの、物語る才能がある人に思うんだよねー絶対。ということで、とても期待していたりする。


ハヤテのごとく! 22 (少年サンデーコミックス)