2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『本好きの下剋上 〜司書になるためには手段を選んでいられません』 香月美夜著 読んでいて、ほっっっと幸せな気持ちになります。

『本好きの下剋上 〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』 香月 美夜著 対等な目線感覚が、異世界転生のチートさの臭みを消去する http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20140719/p1本になったんですね。絵がついてうれしいです。とにかく読ん…

リーダーが戦略を設定できない問題点を抱える日本を時系列で少し考えてみる。

半藤一利さんの昭和史の講演録をずっと聞いています。通勤の時間のお供に最適で、何度も聞き込んで頭に昭和史の一気通貫のイメージを刷り込んでいます。物凄いボリュームがあるので、とてもうれしいです。そうすると歴史の本などがどんどん深く読めるように…

『それでも夜は明ける/12 Years a Slave(2014 USA)』 Steve McQueen監督 John Ridley脚本 主観体験型物語の傑作

評価:★★★★★plusα星5つ傑作 (僕的主観:★★★★★plusα5つ) 2014年米アカデミー賞の作品賞。鑑賞後傑作だ、と絞るようにうめき出しそうなほど魂が震える傑作。鑑賞後、魂が揺さぶられて、自分の知っていた世界が揺らいでしまうような感覚を味わうことは、な…

『僕はお姫様になれない』 (2013- Japan) 若林 稔弥 著 とにかくヒロインがかわいすぎて、ぼく大すきっす!!

海燕さんに紹介されて、『僕はお姫様になれない』読んだんですが……なにこれ、、、めっちゃ、ヒロインかわいいんだけれども(笑)。 僕は、そもそも男女の取り違えものジャンルって、凄い好きなんですが・・・・これって本当に典型的なんですが、なにがいいん…

『徒然チルドレン』 (2014- Japan) 若林稔弥著  むちゃくちゃ顔がニヤニヤしちゃいます。

評価:★★★★星4つ (僕的主観:★★★★★5つ) 一言でいって、寿司!です。 意味がわからない人は、購入して読みましょう。文脈でまったく読んでいなくて、ほんとに純粋に好きで主観で4コマに星5って、はじめてじゃないだろうか・・・。いやもうとにかくむち…

『だかしかし』 2014- コトヤマ著

LDさんが、面白いよ?というので、おすすめの『だかしかし』を読みました。面白いねーこれ。ただ駄菓子を紹介するという構造上のワンパターンから抜け出すことが、この設定だと難しいのですが、話が全く進みもせず(笑)、それでいて凄いテンポがよくとても面…

【2015年1月物語三昧ラジオ】最近見た映画などの話 & ナルシシズムの檻からの脱出と新世界系の構造の話

【漫研ラジオ】 http://www.ustream.tv/channel/mankenとにかく、12 years slaveと大統領の執事の涙のコンボで見たのは素晴らしかった。アフロアメリカンの歴史系の映画の充実振りにはここの所驚かされる。凄いおすすめです。1940年代からの話から、1929-オ…

『王国ゲェム』 天瀬晴之著 バトルロワイヤルもの洗練された作品

評価:★★★★星4つ (僕的主観:★★★★4つ) まだ完結していないので、最終評価をする時じゃないのだと思うのですが、思わずかなり面白かったので。星4つです。バトルロワイヤル系列の作品で、今のところ、僕の中にこれは新しい!とか、そういう批評家的な視…

あけましておめでとうございます。

2015年あけましておめでとうございます。2014年が終わりました。ペトロニウスにとっては、アメリカに渡米してから1年がたち、激動だった1年が過ぎ去りました。よくぞまぁ、家族も含めて何とか生き抜けたものだな、と感慨深いものがあります。と同時に、物凄…