性愛と自意識のサーキュレーション

『それでも僕らはヤってない』村山渉著 自意識が過剰すぎるきらいはあるけど、それはそうだろうなぁ、としみじみ。

客観評価:★★★3つ (僕的主観:★★★☆3つ半)絵柄が好きで、昔読んだことがあるなーと思っていたら完結していたので、昨日一気に買って、読了。悪くない、けど★3つ。薦められるとかというと、、、うーん。1)問題意識に対して、最終巻で到達しているのが、…

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』12-14巻 渡航著(2) あなたのために人生を捧げますということ

petronius.hatenablog.comさて、空気の支配を受けないのが本当の友達という結果が出てきた時に、俺ガイルにはもう一つの構造が浮かび上がりました。というか最初から設定されていましたが、この問いが重要に浮かび上がってきたように僕には思えました。再度…

『無職転生 - 異世界行ったら本気だす -』 11巻 理不尽な孫の手著 フジカワユカさんの漫画が素晴らしくて・・・

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)11巻が出たので、即購入。この前熱が出て、会社を休んでぼーっとしている時に、読み始めて、小説全部読みなおしたので、また読みたくなってマンガも読みなおした。好きだなぁ。2019-10-04【物語三昧 :Vol.40】…

『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(Battle of the Sexes)USA 2017 Jonathan Dayton, Valerie Faris監督 当事者たちが何を抱え、何を考え、何のために戦ったのかを感じられる素晴らしい映画

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)www.youtube.com 『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(Battle of the Sexes)2017年のアメリカ映画。めちゃくちゃよかった。Emma Stoneが演じるビリー・ジーン・キングが、なかなかいい味を出していた。去年(2018)…

『やがて君になる』 仲谷鳰著 加藤誠監督 侑が橙子を特別と認識しそうになると、目がさっと冷えるじゃないですか。。。これ、恐怖ですよ。

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★4つ)昨日、アニメの11話を一気見した。1話くらい見ようと思ったんだけど、引き込まれて朝五時まで見てしまった(笑)。クリスマス・年末休暇だからこそできるこのてきとー感。最高です。明日仕事ないぜ!的な解放感がない…

『才川夫妻の恋愛事情』兎山もなか著 ここまで「じらす」って男側の健気さと彼女への深い愛に感心しましたよ(苦笑)。

才川夫妻の恋愛事情 作者:兎山もなか http://novel18.syosetu.com/n1346dh/客観評価:★★★☆3つ半 (僕的主観:★★★★★5つ)えがった。仕事で長時間電車に乗っていたのですが時間を忘れて全部読み切ってしまいました。久々にすごいよかった 特に才川君と花村…

『桜Trick』 2014年 Japan タチ著 石倉賢一監督  日常-無菌系の果てに現れた微エロ

あんまり、仕事が忙しくて、せっぱつまっているので、LDさんに苦しいよーーーって愚痴を言っていたら、『桜Trick』は癒されます(断言)といわれたので、見てみたら、、、、、びっくりです。 ・・・・・・・これエロっ、、、って。 いやぁーーーすっごいス…

『いとしのエリー』 (1984-1987) 高見まこ著  彼らはきっと本当に幸せな夫婦になるに違いないと、当時も、今も思うんですよ、、、

先日、ハルミチヒロさんの記事を書いていた時に、高見まこさんの『いとしのエリー』連想したらいてもたってもいられなくなって、一気にキンドルで全巻買ってしまいました。大人買いです。そして数日で一気に読んだんですが、、、もう30年位も前の話にも関…

好きな女の子と修羅場るって、凄い幸せな経験だよねー。

何度も言いますが、僕のブログは超ネタバレ前提なので、読んでいない人は、まず読もうね!。 「好きってだけで、信じる理由になんてならない!」 「――! 好きってだけで信じられねぇんなら、誰が好き好んでお前みたいな面倒な女のために、こんな苦しい思いま…

ロマンチックラブイデオロギー解体の視点で恋愛を描いた物語を眺めてみる(2) あなたにキラキラはありますか?

ロマンチックラブイデオロギー解体の視点で恋愛を描いた物語を眺めてみる(1) あなたにキラキラはありますか? http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20130405/p1(1)の続きです。 ちなみに、最近僕の中でもっとも典型的な、ロマンティックラブをベースに核…

ロマンチックラブイデオロギー解体の視点で恋愛を描いた物語を眺めてみる(1) あなたにキラキラはありますか?

えっとね、これを読んでいる時に、いろいろ思いついたので、、、こういう少女マンガを見る時に、僕の中ですっごく大きな見る視点って、なんだろう?って少しまとめてみました。それは、 「キラキラ」って、どこからきて、どこへいくんだろう? というテーマ…

『ココロコネクト ミチランダム』 庵田定夏著 伊織の心の闇を癒すには?〜肉体を通しての自己の解放への処方箋を (2)

評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★★☆4つ半)■長瀬伊織の心の闇は、体験的なものでなければ解決がつかないと思う『ココロコネクト』 庵田定夏著 自意識の病の系列の物語の変奏曲〜ここからどこまで展開できるか? http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/2…

『うそつきパラドクス』 7巻 きづきあきら+サトウナンキ 真剣だったり誠実すぎると、人間どこへ行くかわからなくなる(笑)

おおっ、そこへいくのかっ!あっぱれ!!!!、と思いました!!(笑)。 まじめな女の子って、こういう風に流れていくよねー。まぁ、普通の人だから仕方ないけどなー(苦笑)。なんでも誠実に受け入れればいいってもんでもないけどなー(笑)。8巻、どう進…

『モテキ』 久保ミツロウ著 本質のコミュニケーションか・・・

評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★4つ)いろいろ読んでいると思うところがあるなー。 この幸世って主人公、なんで毎回失敗するかっていうと(いや、いい男だと思うよ、彼・・・コミュニケーションも上手いし)、それは、女の子との関係に「本質」というか、…

『ベイビーステップ』 10巻 勝木光著 Baby steps to Giant strides〜自己信頼と自己放棄の関係性について

評価:未評価(まだ完結していないので) (僕的主観:★★★★★星5つ) 「も・・・・もしかして やきもちやいてたりする?」 「や・・・やくよ! 当たり前じゃん」 Baby steps to Giant stridesというタイトルにまつわる言葉が初めて出てきた。訳すと、千里の…