善悪二元論という神話の解体
2024年2月3日に『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』を再読了。漫画全巻読み直して、いてもたってもいられなくなって、小説全巻14巻を読了。僕はペトロニウスの名にかけて、星5つの大傑作だと思っている。 「何度も読み直したくなる」キャラクターの魅…
評価:★★★★★星4.7 (僕的主観:★★★★☆星4.4) 2024/2/16-17の半日で10.8時間全て見ました。友人に勧められて、映画いま行かないとと言われて(笑)、タイミングがあったので。リアルタイムの力は大事ですよね。2002年の作品ですから、22年前!ですが、全話見…
客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)ちょっと前だけど、サンデーのアプリで無料公開されていたので、久しぶりにこの傑作を一気に読了。あまりの世界観の完成度合い、物語の深さに、感動しました。LDさんが、傑作だと、信じられないくらい深い、面白…
客観評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★★5つ) 華々しい武官に歴史は焦点が当てられがちだが、江戸という大都市を作り上げた文化、テクノクラートたちを描く小説。豊臣秀吉のにより関東へ国替された徳川家康が広大なフロンティアである低湿地を開拓し徳川260…
評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)www.youtube.com 『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(Battle of the Sexes)2017年のアメリカ映画。めちゃくちゃよかった。Emma Stoneが演じるビリー・ジーン・キングが、なかなかいい味を出していた。去年(2018)…
先日の@kaien さん、@gaius_petronius さんとやったラジオの録画データです。|物語三昧ラジオ/脱英雄譚の英雄譚+ガッチャマンクラウズ 2016/03/20 -https://t.co/iTTUEMmorB— LD (@LDmanken) 2016年3月21日 録画データ。あっ、そういえば、またどっかでい…
以下が夢だったのかどうかは、わからない。ともかくも山を登り続けていて、不意に浅茅ヶ原に出てしまった。そこに巨大な青みの不定型なモノが横たわっている。君はなにかね、ときいてみると、驚いたことにその異胎は、声を発した。「日本の近代だ」というの…
紀里谷:断言してもいいけど、いま日本国内では内戦が起きていると言えますよ。どういうことかというと、“がんばって行動する人たち”と“しないヤツら”の内戦。“何かに情熱を傾ける人たち”と“それをバカにするヤツら”の内戦。インターネットが普及して以降、…
評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★★4つ)全体でいうと、安定した演出力を持つ、丁寧なアニメーションでした。僕は見ごたえがあって、好きでした。秀作ですね。ただ一つ言えるのは、この終わり方をどう評価するかによって、相当叩かれ宗亜紀はします。その…
最近通勤でよく聞く音楽の一つで、SEKAINO OWARIがあるんですが、最初奥さんのi-podに入っいて、これ何?と聞いたら 「いま人気の、中二病な人が大好きな音楽らしいよ」 というので聞いたその時はよくわからなかったんですが、、、その後、奥さんが聞いてい…
まず価値観の多様化、あるいは価値相対主義というものが、アメリカのカルチャーを大きく変えたということがあります。要因としては、911からイラク戦争へという時代の中で、アメリカ人自身が善悪二元論の限界にようやく気づいたこと、更に善悪二元論では飽き…
最近忙しすぎて、記事が全く書けません。とはいえ、アメリカは今3連休なので、9/1はlabor dayですので、さすがに少し余裕がある。昨日、こつこつ毎日1-2話ぐらいで、ストレスの緩和のために見続けた『Code Geass: Lelouch of the Rebellion』のR2を見終わ…
評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) http://ncode.syosetu.com/n4890bm/ たくさんのファンタジー小説を見ていると、かつ、小説家になろうのような中央集権的なランキングシステムを見ていると、物語には、時代や場所に「類型」というか「型」がある…
最近生活スタイルが変わったので、がくっと本や漫画を読む量が激減している。その代り車通勤なので、音楽やオーディオブックを聞く時間が確実に確保できるようになったので、今まで聞きもしないでおいていた、ドラマCDの類をコツコツ消費しています。 ずっ…
この魔王と勇者の存在は、1986年に最初に発売されたファミリーコンピュータ用のゲームソフト『ドラゴンクエスト』が大人気となったあたりから、ファンタジー系ゲームや小説などにおいて多用されるようになったと思われる。勇者は戦士と賢者の要素をバランス…
評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★★4つ) 面白さは?と問われると、まぁガンダム00のテレビシリーズをずっと見ていた人にはわかるお面白さですね。なので、★4つを少し少なくするくらい。ただし、「文脈読み」という意味では、凄く面白い作品だった。と…
評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つプラスα)■根拠のない絶対悪の物語の袋小路について〜“市民”の物語上のプライオリティが低いことこの作品について、前作の『ダークナイト(2008)』と比較して、ダメになった的な発言は多いのではな…
評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)■とにかく飛行シーンが素晴らしい! 素晴らしいアニメーションだった。脚本、映像、演出どれをとっても超がつく一流で、ノラネコさんが絶賛するだけあるレベルだった。大人も子供も年齢を関係なく感動ができる水準で…
これもまおゆうの記事の補助線として再掲しておきます。 - ■物語の二元論〜■二元論の超克〜三国志のパワーポリテクス/数字は2よりも3がすごい!■二元論の系譜〜アメリカ・ハリウッド映画から/ダンスウィズウルブスとラストサムライ 前回の二元論の話 の…
【絶対悪ってなに?(´・ω・`)善悪逆転編(1)】http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/e/a58f2370c3f40af6e878fcdc2c97b64a 【絶対悪ってなに?(´・ω・`)善悪逆転編(2)】http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/e/29ad97d6a163f7575a66e3e9b0bed5a9 デビルマン「俺は身…
評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★星3つ) 個人的には、つまらなかった。ただ、作品としては映像やアクションを見ても、なかなかのレベルなのではないかな。いってみれば、アメコミや欧米社会で人気の悪魔祓いモノの映画版といったところ。この手のテーマは…
アメリカで現在史上最高の大ヒットを驀進中。それだけならともかく、IMDBのユーザーレイティングで歴代第1位という驚愕の数字を叩き出した話題作。日本ではバットマン人気が低いのでそれほど大きな話題になっていないが、バットマン好きで、前作『バットマ…
□人類学・博物学的な視点さて、話は少し変わって、この『銀河市民』でハインラインの描く「アメリカ的なるもの」の2番目を話す前段階として、この作品のおもしろさに注目してみたいと思います。SFの面白さの一つに「人類学的視点」というものがあると僕は…
銀河市民 (ハヤカワ名作セレクション ハヤカワ文庫SF)ロバート・A・ハインライン 野田 昌宏 早川書房 2005-05-25売り上げランキング : 137503Amazonで詳しく見る by G-ToolsCitizen Of The GalaxyRobert A. Heinlein Pocket Books 2005-05-17売り上げランキ…