日常系とは?

『マブラヴオルタネイティヴ』 その6 冥夜があれほど気高く見えるわけ/虚偽問題に騙されるな!

評価:★★★★★5つ 傑作マスターピース (僕的主観:★★★★★5つ傑作)その1 アージュ素晴らしいよっ! 人が戦う理由がすべて詰まっている! http://petronius.hatenablog.com/entry/2020/04/10/130051 その2 日常と非日常の対比から生まれてくるキャラクター…

『マブラヴオルタネイティヴ』 その2 日常と非日常の対比から生まれてくるキャラクターの本質

評価:★★★★★5つ 傑作マスターピース (僕的主観:★★★★★5つ傑作)その1 アージュ素晴らしいよっ! 人が戦う理由がすべて詰まっている! http://petronius.hatenablog.com/entry/2020/04/10/130051 その2 日常と非日常の対比から生まれてくるキャラクター…

『無職転生 - 異世界行ったら本気だす -』 11巻 理不尽な孫の手著 フジカワユカさんの漫画が素晴らしくて・・・

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)11巻が出たので、即購入。この前熱が出て、会社を休んでぼーっとしている時に、読み始めて、小説全部読みなおしたので、また読みたくなってマンガも読みなおした。好きだなぁ。2019-10-04【物語三昧 :Vol.40】…

『青空エール』河原和音著 不器用な人が、才能がない人が、普通の人が前に進んでいくこと

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) petronius.hatenablog.com もうまじめに考えていたのは、2011年ですね。ということは、8年近く前。ずっとと好きでたびたび読み返しては読んでいたのですが、既に2016年で完結していたんですね。気づいていなかった…

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』2018 増井壮一監督 学校空間における友達との「同調圧力」に対する恐怖がめちゃ感じる

評価:★★★★4つ- (僕的主観:★★★★4つ+)2019年8月末。レスター伯爵におすすめされていて、ずっと、積まれていたこれ。風邪ひいてしまって、毎日のルーティンができる気力がない時に、一気に見てしまうのは毎度のこと。1日で全部見ました。えがった。「…

『艦隊これくしょん -艦これ-』2015 草川啓造監督 二次創作系の物語の難しさとして語るべきか、もう一歩踏み込んで無償の愛や新世界系の文脈で語るべきか?

www.youtube.com 評価:★★★☆3つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半) 艦これ。 吹雪ちゃんがかわいかった。 以上。 基本的に、Youtubeで話したので、メモ程度に(笑)。 ■マクロのSFとしての解決が語られないのでは、やっぱり物語として力不足に感じてしまう評価と…

『サトコとナダ』 著:ユペチカ 監修:西森マリー アメリカ留学を通して、世界と自分を知っていく類型の物語として素晴らしい完成度

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)『サトコとナダ』 著:ユペチカ 監:西森 マリー サウジアラビアの女性の視点から見る世界ってなかなかなくて、とても興味深いです。 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために この続き。先日最終巻がキンド…

『ゆるキャン△』(2018) 京極義昭監督 原作あfろ どこにいても、独りぼっちであっても、一緒にいるという共時性

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) さて同じ2018年の最初のシーズンに放映されていたこれ。毎週、『宇宙よりも遠い場所』と同時に二話見ていました。 『宇宙よりも遠い場所』(2018) いしづかあつこ監督 僕らは世界のどこにでも行けるし、そして…

『結城友奈は勇者である』 (2014日本) 岸誠二監督 女の子を悲惨な目に合わせたい系の代表作だと思うんだけど、この行きつく先は、新世界系だとすると、何が表現したいのかがよくわかる気がする。

評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★★★5つ)不思議な作品だった。見ごたえあった。引き込まれて息もつかせぬ吸引力で最後まで引っ張られて、アニメの世界に入り込む至福の時間を過ごさせてもらった。『Angel Beats!』をつくった、さすがの岸監督って感じがした…

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』 監督 柳伸亮 これリア充敵視しているけど、みんなリア充だよね間違いなく(ヒロインの亜子除く)

評価:★★★星3つ (僕的主観:★★★☆3つ半) 今日はお休み。奥さんの休息のために、一日子供たちを見ている。娘(三歳)と、ぐるぐるどかーんを見てたら、飽きたというので、『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』を6話ほど見る。エリリン(じゃなかった…

最新章が、素晴らしくよかったです。

『セーブ&ロードのできる宿屋さん 〜カンスト転生者が宿屋で新人育成を始めたようです〜』 http://ncode.syosetu.com/n9497dd/前回この記事を書いたときは、★3つ半としたんですが、間違いでした。 http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20160327 というか…

『灰と幻想のグリムガル(2016)』著者 十文字青 監督 中村亮介 異世界転生のフォーマットというのは、現代のわれわれが住む郊外の永遠の日常の空間と関係性を、そのまま異なるマクロ環境に持ち込むための装置(1)

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 『この素晴らしい世界に祝福を!』 暁なつめ著 金崎貴臣監督 どういう風に終わらせてくれるんだろうか? http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20160313/p2Web小説ってなんなの? 画一化したプラットフォームの…

永遠の日常というのは実は、スラムの中を生きる世界だということ

昨年からの難民問題の流れや、率先して難民を受け入れていたドイツで起きた事件だったことを考えれば大々的に報道されるのも無理ないが、しかし、これを知った英国の人々の最初の反応は「ああ、来たか」みたいな既視感だったのではないだろうか。 というのも…

学校共同体のなかでスクールカーストの最下層でも、成長を本気で目指して失敗した断念を抱えても、それでもぼくらは。

頑張っても報われない、主人公になれないかもしれないことへの恐怖はどこから来て、どこへ向かっているのか? http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/さて、この記事の流れを読むと、やっと、ぼくがなぜ、相田裕さんの最新作が、素晴らしいというのかが、わ…

9月の物語三昧ラジオ 僕は友達は少ないの最終回について

(MF文庫J)" border="0" /> 先日、@kaien さん、@gaius_petronius さんとやったラジオの録画データです。|物語三昧ラジオ/僕は友達が少ない最終巻 2015/09/26 - http://t.co/4ZNzPoLVAy— LD (@LDmanken) 2015, 9月 28 以前のラジオの録画データです。『俺妹…

『帯をギュッとね!』 をふと思い出しました。

先日実家に帰った時に、家の本棚に帯ギュが並んでいて、思わず読んでしまって、読むのを止められなくなってしまったて、その後も続きをコンドルでコツコツ読んでいます。ちょうど同じ時期に何も言わなかったんだけど、海燕さんが、帯ギュはおもしろいなーと…

おっ、海燕さんが絶賛していますね。

そしてぼくたちはリア充にたどり着いた。『はがない』平坂読の最新作がマジで新時代を切り開いている件。http://ch.nicovideo.jp/cayenne3030/blomaga/ar753953おっ、海燕さんが絶賛していますね。これは読みたいなぁ。。。。でも、時間が、、、、というか時…

より多様性の獲得へ−日常系から完全に無菌な状態(=男性の感情移入視点が存在しない)へ至り、そこからゆり的な微エロへ

日常系、無菌系から微エロまでは自然に展開しますよね! by LD教授 今回は、日常系とは?のtagのシリーズの流れなので、ぜひとも読み込んでおいてほしいなーと思いつつ。 『桜Trick』 2014年 Japan タチ著 石倉賢一監督 日常-無菌系の果てに現れた微エロ…

演出の力って凄いなー。

なんか日常系のものが、最近面白いなって思って、、、、だけではなくたぶん癒されたいからだと思うんだけど、アニメの『きんいろモザイク』の1話見たんだけど、、、なんか、見てて涙が出てきてしまった。。。疲れているのかな?おれ??。 にしても、演出の…

別にそういう話ではないんだろうけれどー。

僕は、百合にしてもゲイにしても、その政治的に正しい呼び方すらよくわからないし、あんまりよくわかっていないんだけれども、、、まぁ、なんというのだろう、栗本薫の大ファンだったせいで、思春期の真っただ中にボーイズラブ系の物語をこれでもかと修業の…

『桜Trick』 2014年 Japan タチ著 石倉賢一監督  日常-無菌系の果てに現れた微エロ

あんまり、仕事が忙しくて、せっぱつまっているので、LDさんに苦しいよーーーって愚痴を言っていたら、『桜Trick』は癒されます(断言)といわれたので、見てみたら、、、、、びっくりです。 ・・・・・・・これエロっ、、、って。 いやぁーーーすっごいス…

永遠の日常を楽しく生きるライフスタイルを追求すること、それが日本(のライフスタイル)が世界を支配する第一歩だ!(笑)

ちょっち今月は、めっちゃめちゃ忙しいので、まったく記事が書けてませんーさすがに。この記事ほっといたままなんで、新鮮さがなくなりそうなんで、まだざっくりだけど喘げて起きますー。 『ゆゆ式』(2013) 原作:三上小又 監督:かおり 関係性だけで世界…

『勇者のお師匠様』 三丘洋 著  勇者が救ったそのあとの世界は具体的にはどうなるのか?という重要な命題を展開しつつあるオリジナルな物語

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) http://ncode.syosetu.com/n4890bm/ たくさんのファンタジー小説を見ていると、かつ、小説家になろうのような中央集権的なランキングシステムを見ていると、物語には、時代や場所に「類型」というか「型」がある…

『ゆゆ式』(2013) 原作:三上小又  監督:かおり 関係性だけで世界が完結し、無菌な永遠の日常を生きることが、そもそも平和なんじゃないの?

評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★★5つ) 僕が現在まで観た中で、無菌系の頂点。「箸が転がってもおかしい年頃」の女の子の意味のない多幸感を絶妙に描いています。 by LD教授 重要なのは、誰が好きか?ですよね(←違う)。 もうね、女の子のタイプとし…

5月の雑談&物語三昧ラジオ 5/4 ハーレムメイカーから永遠の日常を楽しんで生きる無菌系に至る物語の類型の系譜

【漫研ラジオ】 http://www.ustream.tv/channel/manken日本時間の日曜日14時ごろ(早まる可能性もあり)、いつものやつをやります。おわりました。今日は、ハーレムメイカーから永遠の日常を楽しんで生きる無菌系に至る物語の類型の系譜の復習をしました。 h…

『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』 原田曜平著 世界はメガリージョン(=広域大都市圏)と地方・郊外の二極化が起きるのか?

はい、最近忙しすぎて、絶対俺は死ぬんじゃないか、、、と、恐れおののいているペトロニウスです。フォローしている人は、twitterで励ましのつぶやきカモンです。たいて、苦しいとか、しんどいとか、ネガティヴな愚痴を呟いているはずです。まじで、気力、動…

『シャイニングハーツ しあわせのパン』 2012年 川崎逸郎監督 永遠の日常を生きることは幸せなのか?、それともこれ以上どこにも生きようがない袋小路の地獄なのか?

評価:★★★星3つplusα (僕的主観:★★★3つplusα2012年の作品だそう。にしては、とても古い印象を感じる。古いというか、記憶喪失で閉じ込められた世界からの脱出の構造を、ベースにして日常の楽園を描くというファンタジーの形式は、90年代から00年…

ラスボスのいなくなった世界では、日常が続いていく関係性の物語へと変化する

この魔王と勇者の存在は、1986年に最初に発売されたファミリーコンピュータ用のゲームソフト『ドラゴンクエスト』が大人気となったあたりから、ファンタジー系ゲームや小説などにおいて多用されるようになったと思われる。勇者は戦士と賢者の要素をバランス…

女の子の泣き顔を書かせたら神です!

同人誌で見つけた人なんだけど、水あさとさん、好きだなー。なにがって、女の子の泣き顔が、まじ凄まじいくらいかわいい。たまりません。以上!! ではなくて、これも『究極超人あーる』『げんしけん』とつながる例の系統だなー。『僕は友達が少ない』もそう…

『僕は友達が少ない』 原作 平坂読 漫画 いたち  いまの若者が求めるのは居場所感とコミュニケーションの戯れなのかな?

評価:★★★☆星3つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半)僕は小説のほうを読んでいないのですが、たぶん、この漫画ってすごく出来がいいのでは?と思います。オリジナルがあるマンガは、たいてい、うーん、、、というのが多いのですが、これ面白いもん。とても楽しめま…