★★★★★星5

『ベイビーステップ(47)』 勝木光著 プロ編をもっと書いてほしかった。

2017年は、僕らの中で何かが終わったという話を、下記のラジオでしました。2017年のまとめて言う形で。ここでは丸戸史明さんの『冴えない彼女の育て方』が13巻で、終わったことをシンボルとして話しています。話していて物語の類型的には、ハーレ…

『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXII』 宇野朴人著 僕はこの宇野さんという作者がとても大好きです。彼は世界の美しさを知っていると思います。

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)最新刊読んだ。・・・・まず断っておくことは、最近僕は忙しすぎて、まともに論考というか、ちゃんと分析はできない。とても悔しいが、さすがにその余裕はない感じなんですよー。2017年10月現在。こういう…

『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016 韓国)ヨン・サンホ監督  ゾンビ映画の大傑作

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)ゾンビ映画の大傑作。ヨン・サンホ監督という名前は、聞いたことがなかったのだが、凄い映画でした。「新感染 ファイナル・エクスプレス」という邦題からも、あまり見ようという対象には入っていなかったのです…

『1518!』4巻 相田裕著 一緒に歩んでいく対等さに涙しました

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 『GUNSLINGER GIRL』 相田裕著 静謐なる残酷から希望への物語(2)〜非日常から日常へ・次世代の物語である『バーサスアンダースロー』へ http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20130104/p1 この続き。 ■再…

『クジラの子らは砂上に歌う』 梅田阿比著  久々に見つけたハイファンタジーの安定した作品

客観評価:未完のため未評価 (僕的主観:★★★★★星5つ)驚いた。もう9巻まで漫画が出ているのに、僕のアンテナに全くひっかかってこなかった。けれど、これ1巻しかまだ読んでいないですが、もう傑作だというのがわかる。この手の夢見がちなハイファンタジ…

『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』 武内 宣之監督 岩井俊二原作 終わらない夏休みを描いた傑作リメイク

客観評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★星5つ)■自分の目で確かめたら、傑作の映画でした。ネットでかなり評価が分かれていたが、自分の目で確かめてよかった。素晴らしい傑作。ペトロニウスの名にかけて、傑作。終了後、久しぶりに打ち震えた、極上の映…

『ななしのアステリズム』 小林キナ著  名前のつかない感情を

客観評価:★★★★☆4つ半 (僕的主観:★★★★★5つ)少し前にTwitterで、百合やBL的な話は好きなんだけど、最初からそれ前提となってしまうと、「そういう物語」として構えてみてしまうので、まだ「名前がつかない状態の感情」みたいな物語を見たいんだよなぁと…

『流血女神伝 帝国の娘・砂の覇王・暗き神の鎖・喪の女王』 須賀しのぶ著 女の子を主人公にした物語で最高峰なんじゃないか、といつも思います。

評価:★★★★★5つ 傑作マスターピース (僕的主観:★★★★★5つ傑作)これも2007年のアメブロの記事を再掲載です。僕は、冒険活劇で、成長物語(ビルドゥイングスロマン)で、少女を主人公とした物語では、須賀しのぶさんのこれが最高傑作ではないか、と思…

『サトコとナダ』 著:ユペチカ 監:西森 マリー サウジアラビアの女性の視点から見る世界ってなかなかなくて、とても興味深いです。

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★4つ)http://sai-zen-sen.jp/comics/twi4/SATOKOandNADA/こういうエッセイ的な漫画は、物語自身よりも、どれだけ我々にセンスオブワンダーな視点を提供できるかという点がポイントで、それがあればあるほどインパクトがあ…

『「世界史」講義 I古代・中世編: 教養に効く!人類5000年史』 出口治明著 ユーラシア大陸を一つのものとしてとらえる視点を!

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)最近出口治明さんの『仕事に効く教養としての世界史』そしてこの前『世界史講義』また『世界史の10人』という本を読んで行くことによって結構長い間この本を読んでいるんですけども、一言で言うとですね、意外に…

『ローマ法王になる日まで(Chiamatemi Francesco - Il Papa della gente)』(伊2015)Daniele Luchetti監督 イデオロギーではなく、人に寄り添うまなざしが素晴らしい

評価:★★★★☆4つ半 (僕的主観:★★★★★5つ)現在の教皇フランシスコの半自伝的映画。見ていて涙が止まらなかった。これはある意味、ビルドゥングスロマン(成長物語)と言っても差し支えないだろう。なぜならば何物でもない立場から、その組織の政治の頂点に…

『フューリー(Fury)』(2014 USA) David Ayer 監督 濃い疑似家族の人間関係が、物語密度を極限まで上げる見事な戦車映画

客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)久々に超大作を見た、という感慨がある映画だった。超一流の戦争映画であり、その中でも難しい戦車映画という題材を見事に料理した脚本であり、そしてDavid Ayerらしく青春の喪失が描かれる青春映画にもなってい…

『まりんこゆみ』4年半お疲れさまでした。

【最終回】『まりんこゆみ』(著者:野上武志 原案:アナステーシア・モレノ)第193回、更新!4年半にわたる応援ありがとうございました。感謝を込めまして7月にイベント開催決定です! #4ページマンガ #sai_zen_sen https://t.co/lVv2z2LTcu pic.twitter.c…

『お嬢さん(英題:The Handmaiden)』 (2016 South Korean film) Park Chan-wook監督 confidence gameの果てに

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★☆4つ半)145分の長尺をまったく飽きさせない怪作。 日比谷シャンテのTOHOシネマズで見たのだが、見に行ってよかった。何故行ったのかというと、舞台が1930年代の日本統治下の朝鮮であり、奥深い森の奥に建てられ…

『自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』ちきりん著 時間の希少性を意識できる人間が生産性にこだわり続ける

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ)素晴らしい本。読むべきです。これ友人すすめまくっています。第一印象のプラスの部分は、自分もやれるかも!やってみよう!、なるほどそういうことか!という感じの具体的な行動に結びつく感じがたまらなかった。…

『龍の歯医者』(2017Japan) 鶴巻和哉監督  こりゃあ、たいした傑作です。さすがのスタジオカラー。

http://www.nhk.or.jp/anime/ryu/評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) いきなり、主題歌が小沢健二さんの『ぼくらが旅に出る理由』で始まるところから、既にノックダウンだった。 が、細かいセンスの秀逸さもさることながら、それ以上に、腰が抜ける…

『やがて君になる』 仲谷鳰 著 まるで映画を見ているようなーシャープさが美しい

(電撃コミックスNEXT)" border="0" />評価:未完のためにまだ未評価 (僕的主観:★★★★★5つ)最近のお気に入りです。好きで、繰り返し読んでいる。なんだか映画を見ているような気になるんだよね。まだ未完なのに★5つは、僕的には破格の評価。いや、めっち…

『ローグ・ワン(原題:Rogue One: A Star Wars Story)』 (2016 米国) Gareth Edwards監督 いま僕らはスターウォーズ・サーガが歴史になっていくその瞬間を見ていることになる!

評価:★★★★★星5つマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ) 見ている最中、見終わった後、その傑作さに、しびれました。スターウォーズシリーズ最高傑作ぐらい言われていますが、いや本当に、とてもじゃないけどスピンオフの小作品的位置づけとは思えない、…

『湾生回家』 (2015 台湾) 黄銘正(ホァン・ミンチェン)監督  日本統治時代に台湾で生まれ育った日本人たち(湾生)を描くドキュメンタリー

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)神保町の岩波ホールで見てきました。素晴らしいドキュメンタリー映画でした。つい最近、片渕須直監督の『この世界の片隅に』が、全人生の中で一番級に素晴らしい作品だと感動しているのですが、あの作品の存在によっ…

『読者ハ読ムナ(笑) 〜いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか〜』 藤田和日郎 (著), 飯田一史 (著)  漫画だけではなく、仕事をする時の最初に必要なものを具体的に懇切丁寧に教えてくれる!

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ)素晴らしかった。この本は、たくさんの漫画化を輩出している藤田和日郎さんのところに新人アシスタントが来たところから始まります。このアシスタントに、部下として藤田さんが仕事の姿勢を教えていくのがこの本で…

『この世界の片隅に(In this Corner of the World)』(2016 Japan) 片渕須直監督 こうの史代原作 日本の第二次世界大戦の戦争表現を変えてしまうような傑作

評価:★★★★★星5つのマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ)素晴らしい物語だった。僕は、人生で見たどんな反戦映画よりも、反戦のイデオロギーよりも、ああ、戦争はだめなんだなと痛切に感じました。別に僕は、現実的に戦争は嫌でも軍備なくして平和は守れ…

『ダーリンは70歳』 西原理恵子 著 超絶面白いけれども、きっとこの西原さんという方は、信念が変わらない人でキャラクターが濃すぎるので、他の作品を見ても同じものにしか見えないのではないかなぁー

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) とっても、辛く評価しているんですが、信じられないくらい面白かったです。読むの止まらなかった。ただ、何が面白かったのか?といえば、コアは、高須クリニック院長の高須克弥さんのキャラクター。 先日RIO五輪…

『少女不十分』 西尾維新原作 はっとりみつる著 素晴らしい漫画化でした!

評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ)すばらしかった。原作はとても味わい深い素晴らしい作品なんですが、もう暗すぎて暗すぎて(苦笑)、漫画化できるとは思いもよりませんでしたが、本当に素晴らしかった。誰だかわかっていなかったのですが、途中で、…

『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』 伊藤祐靖著 自主独立の物語を追求すると、究極的には、世界がすり鉢状で、全く余裕がなくなる

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 日本初の特殊部隊の創設者の書いた本。非常に面白かった。彼が、1999年イージス艦「みょうこう」の航海長であった34歳の時に、能登半島不審船事件に遭遇したことが、彼が日本に特殊部隊が必要だと思うよう…

『君の名は。(英題Your name.)』 (2016年 日本) 新海誠監督  美しき東京の日本の風景〜この風景を見たら普通そこに行きたくなってしまうでしょうね

評価:★★★★★星5 (僕的主観:★★★★★5つ)マスターピース みんなが面白いというので、これはリアルタイムで行かなきゃ、と使命感をみなぎらせてNYから到着したその日に無理やりLDさんと見に行った。やっぱりリアルタイムで見るのがこういうのは醍醐味だ…

『シン・ゴジラ』(英題: GODZILLA Resurgence)』 2016年日本 庵野秀明監督 もう碇シンジ(ヒーロー)はいらない〜日本的想像力の呪縛を解呪する物語(2)

『シン・ゴジラ』(英題: GODZILLA Resurgence)』 2016年日本 庵野秀明監督 もう碇シンジ(ヒーロー)はいらない〜日本的想像力の呪縛を解呪する物語(1) http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20160823petronius.hatenablog.com 続きです。 このブログ…

『シン・ゴジラ』(英題: GODZILLA Resurgence)』 2016年日本 庵野秀明監督 もう碇シンジ(ヒーロー)はいらない〜日本的想像力の呪縛を解呪する物語(1)

評価:★★★★★星5つマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ) 庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』。腰が砕けるほどの傑作だった。ペトロニウスの名にかけて傑作です。もう何でもいいから、劇場に行っていまお金を出して、この時代の転換点となる作品を見ることを…

『Zootopia ズートピア』(2016米国) 監督 Byron Howard Rich Moore 現代アメリカのリベラリズムの到達地点とオバマ政権への反動への警鐘

評価:★★★★★星5つマスターピース (僕的主観:★★★★★5つ) 素晴らしいとは聞いていたけれども、飛行機の中で見たのですが、最初の10分ぐらいで号泣していました(笑)。僕は、届かない理想に全力で頑張る姿が、とても胸に来るようなんですね。この作品を…

『灰と幻想のグリムガル(2016)』著者 十文字青 監督 中村亮介 この閉塞した世界で僕らはどこへ行きたいのだろうか?何を求めているのだろうか?(2)

評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 『灰と幻想のグリムガル(2016)』著者 十文字青 監督 中村亮介 異世界転生のフォーマットというのは、現代のわれわれが住む郊外の永遠の日常の空間と関係性を、そのまま異なるマクロ環境に持ち込むための装置(…

最新章が、素晴らしくよかったです。

『セーブ&ロードのできる宿屋さん 〜カンスト転生者が宿屋で新人育成を始めたようです〜』 http://ncode.syosetu.com/n9497dd/前回この記事を書いたときは、★3つ半としたんですが、間違いでした。 http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20160327 というか…